【楽曲解説】「Shiny Days」「Star Shine!」(Vocaloid&UTAUオリジナル曲)を語ってみる
Ricca - 8月 14, 2024
こんにちは、立夏です。
随分と久々の更新になってしまいましたが、お元気にされておられましたでしょうか?
私は暑さで、外に全然出られておりません……😂
さて、今回の記事ですが楽曲解説の記事となっております。
取り上げる楽曲は、自作Vocaloidオリジナル曲から「Shiny Days」「Star Shine!」の2曲です。主要楽曲の中でも、重要な楽曲の話なので、ぜひ載せたいと思いました。
▼Shiny Days(feat.桃音モモ&GUMI)(2019年5月公開)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm35142885
▼Star Shine!(feat.桃音モモ&GUMI)(2020年1月公開)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36243316
さて、サブスク限定のオールタイムベスト盤でも頭に入っているくらいには重要な楽曲なのです。まずはその話から……
この2曲が重要な理由は?
この2曲「Shiny Days」「Star Shine!」は、私がボカロPとして動画の閲覧数が大きく伸びることになるきっかけを作ることのできた曲でした。
こと、発表の早い「Shiny Days」の方は後の音楽活動へ与えたインパクトが大きく、こうした意味で対外的には大事な楽曲になっております。
実は、この楽曲を発表する前はあまり閲覧の伸びた曲がなかったのです。そんな状況の中で、敢えてはやり系ではない曲調で自分にプレッシャーをかけて作曲したのを覚えています。
また、自分としても、数字だけでなく内容も新しい音楽性を切り開くことの出来た曲なのです。これより後の曲も、意外とこの2曲をベースに色々と加えたような楽曲が多かったりします。
そのため、この2曲の良さが分かれば大体の私のボカロ作品はわかりやすくなる……、とも言えるのです。
Shiny Days(2019年5月公開)
次のステージまで行かなきゃ、先は見えないーー
この曲の特徴としては、まず2人ボーカルを生かした曲ということです。
サビをよく聞くと分かるんですが、全てのサビで歌割りが変わっていたり(その代わり、サビ使われる歌詞は全て同じ)、互い違いに歌い交わす場面があったりと賑やかな曲になっています。
また、一切の作者としての作り込みを辞めている笑、余りにも教科書的な作りでヒット性に全振りしたコード進行も、聞けばツッコミどころがあって面白いかと思います。
サビのコード進行など、よく聞くとモロに教科書的(きれいなカノンコード……)ですからね……笑
Star Shine!(2020年1月公開)
遥か星のこと 見つめる景色をいつでも… Star Shine!ーー
こちらは、「Shiny Days」が好評であったために企画されたアンコール企画の曲。
……と書くと体裁はいいですが……まぁ、このままこの勢いで!って、大方考えて作ったんだと思います。自分にとっていいタイミングって限られたものですから……w
この「Star Shine!」の歌割りは全て2人ユニゾンです。これ、声が合う2人ボーカルなのを考えて、敢えて分けずにやってるんですよね。
そういう手法の曲は後にもっと作っていますが、この2人で歌ってる感じいいですね……☺️
歌詞の内容としては、「星⭐️の歌」とでも言うのが正しいんじゃないかなと。
大元のタイトルからして「Star Shine!」(※このタイトルを和訳すると「星の輝き」と言う意味です)って入れてしまってますし、歌詞も「星」(ex)はるか先の星になりたい)と言う文字が多用されてますし。
主なストーリーとしては、「生きていれば色々なことはあるけど、まぁもう少し頑張って僕らの星になろうよ」くらいのもので、こちらは個人的にはスタンダードな感じです。
まぁ、これはゆったりと楽しめばいいものかと思いますよ。いつもこの調子ですもん……w
まとめ
と言うことで、この2曲って今の作風を生み出した全ての大元のような曲なのです。
前振りのようにこういうキラキラした曲調のボカロ曲もあるにはあったんですが、大々的にやったのはこの曲からだと思います。
ポップな曲は一番目に得意ではないのであまり数を作曲できる曲調ではないのですが、その中でも自分のできる範囲の中で頑張って作った個人的名曲です。
たくさんの人に聞いていただけたようで、とても嬉しいです。ありがとうございます!
立夏