ボカロ楽曲「Hello(feat.GUMI)」楽曲解説 ー前へ、進みたいんだー
Ricca - 3月 8, 2024こんばんは、立夏です。
今回は、現在のところ最新のボカロ作品であるGUMIちゃん歌唱の楽曲「Hello」の楽曲解説をしていきたいと思います!✨✨
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43450131
(歌詞詳細はYoutubeのコメント欄にあります。)
さて、この楽曲の作詞テーマからまずは書いていきます。
私自身がよくやる手なのですが、最初にサビを持ってくる場合はそこでその曲の音楽としての内容が8割そこで理解できるように詰め込んでます。ということで、この曲はまさにそういった楽曲に当たるのです。
ということで、最初の歌詞を見てみましょう。
Hello 輝きたくて
まず、使いたかったのは「Hello(ハロー!という、勢いのある感じ)」という言葉です。そのために、この曲のサビではよく使ってますからね。
そして、脆さ故の輝きのような世界観を出したかったのがこの「輝きたくて」という言葉でした。
誰もが、自分にとっていいことばかりが日常で起こるわけではないと思うのです。そんな中でも、絶望して歩いているよりは少しでも前を向きたいなぁと思い、そういった世界観で広げていった作詞なのです。
これは、あくまでポップスとかエンターテイメントとしてですが、初見での分かりやすさって大事だと思うのですよね。
さてさて、作詞はそういった広げ方をしたのですが、作編曲は展開で色々と考え込んで作ってました。
この曲って、一般的なJーpopの構成に比べてメロディの構成が短いのです。
「もし、自分がこの曲を初見で聞いたとして、どこで聞くのをやめるだろうか?」と初期の構想段階で考えた時に「2番の後じゃないか……?」と判断し、思い切って他の部分をカットしています。
これは割とよくやります。自分だったら聞かないであろう部分は、いくら構想段階でいい感じでも切っていくというもの。
個人的な見解にはなりますが、こと動画サイトでは5分とかフルで、しかも最後までちゃんと飛ばさずに聴いてもらえる率ってそんなに高くないと思ってます。
実際、多くの音楽作者さんがイントロで切られないように、そして、その後でも2番以降も引き続き聴いてもらえるように努力されているのだと思いますよ。
イラストは、今回あかつきひなさんにお願いしております。
いつも素敵なイラストを頂いているのですよ。ありがとうございます😊
どうしても動画編集を行う余裕が私になく、今回は水都朱莉さんにお声がけいたしました。丁寧な編集を頂いて、曲を作った側としても嬉しいのです。
ということで、私としてはできるベストな軽音楽を作れて、かつ送り出せたかな……と思っております。
少しでも気に入ってもらえますように祈って……🙏🙏
立夏